こんにちは!塾長の森本です!森本塾では今日で夏期講習が終了です。生徒の皆さんもよく頑張ってくれました。この夏の頑張りを無駄にしないためにも、2学期も気を抜かずに一緒に頑張っていきましょう!
さて、今日のブログのテーマは数学の「途中式」です。たくさんの生徒を教えていると、途中式を書くクセがついてない生徒がたまにいます。書かない理由を聞いてみると、たいてい「書くのがめんどくさい」「書かなくても暗算で解ける(から書くと時間の無駄になる)」という意見がでてきます。
これらの意見に対して、途中式を書くことによって得られるメリットをまとめてみます。
計算ミスが減る
途中式を書かずに暗算で計算を進めていると、どうしてもミスが多くなってしまいます。途中式を省略して多少早く問題を解くことができたとしても、間違っては意味がありません。もっと言えば、間違った場合、その問題に費やした時間はすべて「無駄な時間」(練習の場合は無駄ではありません。テストの場合です)になるため、多少の時間を使ってでも正答率を高める方が「時間の節約」という意味でも理に適っています。
自分がよくやるミスがわかる
途中式を書いておけば、答え合わせをした後に、間違えた問題がどこで間違えているのかを自分で検証することができます。特定の形で毎回ミスをしてしまっている場合、その形での正しい計算の仕方を確認すれば、次に活かすことができます。
途中式を書いていない場合、自分の間違え方を検証することができないため、いつまでも自分の悪癖に気付くことができません。その結果、いつまでも同じミスを繰り返す状態になってしまいます。計算ミスがいつまでも多い方は、大抵このパターンです。
証明問題など解き方を説明する問題の練習になる
途中式を書くことができるということは「その問題をどうやって解いたのか、他者に対して説明できる」ということです。最近の定期テストでは、「解き方を説明させる」ような問題の出題も多くなってきており、これらの問題に対応できるようになるためにも途中式を書くことは重要です。
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